新作アルバム「FLASH」について思いを話す「BLU-SWING」のメンバー中村祐介さん(左)と裕梨さん=福井新聞社

 8月にリリースしたアルバム「FLASH」が好調な5人組のジャズバンド「BLU—SWING」。作曲、キーボード担当の中村祐介さん(33)=福井市出身=とボーカルの裕梨さん(34)=福井県永平寺町出身=がこのほど福井新聞社を訪れ、新作への思いや活動の展望を語った。

 「BLU—」は、アルバムのリリースライブを11月21日、福井市のフェニックスプラザで開いた。ブルガリア出身で世界的なバイオリニストのヴァスコ・ヴァッシレフさんをゲストに招き、幅広い年齢層の観客から好評を得た。中村さんは「地元という特別な思いがあって、欧州のスターを呼んだ。会場の声援がエネルギーになって最高の演奏ができた」と振り返った。

 ジャズ、ポップス、ダンスミュージックが融合したサウンドが魅力の同バンドは2008年にアルバム「Revision」でメジャーデビュー。1年ぶりとなった新作は「80、90年代のポップスを意識した」(中村さん)メロディーで、Jポップファンからも支持されている。伸びやかで透明感のある裕梨さんの日本語のボーカルが心地いい。

 東南アジアでの公演を成功させている同バンド。英国の電子音楽作曲家マシュー・ハーバートに影響を受けたという中村さんは「欧州で演奏し、世界で通用するか確かめたい。学べることもあるはず」と意欲を示す。一方、裕梨さんは「同年代の女性は子供がいる年頃で外に出られない。親子が楽しめるようなライブを地元でしたい」と話している。

 「BLU—」に中村さんは05年、裕梨さんは07年から参加。中村さんはアースウィンド&ファイヤー、倖田來未らの楽曲のリミックスを手掛けるほか、CM音楽の作曲もする。14年にはソロアルバムを出した。

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