勝山ジオパーク再認定の報告を受け喜ぶ推進協議会のメンバーら=14日、福井県の勝山市役所

 日本ジオパーク委員会は14日、東京都内で開かれ、福井県勝山市の「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」を再認定すると発表した。勝山ジオパークは2年前に問題点を指摘され、条件付きで再認定された経緯がある。正式な認定を受け、福井県内唯一のジオパークを活用したまちづくりに弾みがついた。

 ジオパークは貴重な地形や地質などが残る自然豊かな地域のことで「大地の公園」と呼ばれ、教育や観光、まちづくりに活用されている。

 勝山ジオパークは2009年に認定された。審査は原則4年ごとに行われており、13年に再認定の審査を受けた際には、ジオパークの位置付けが不明確なことなどを指摘され、改善を求められた。このため2年後の今年、再び審査を受けることになっていた。

 審査は11月にあり、同委員会の審査員に対し、市ジオパークまちづくり課を新設して運営体制を強化したことや、福井県立恐竜博物館や市民が熱心に参画していることなどをPRした。

 審査結果として、ジオパークを推進する組織の強化など、課題とされた項目の多くに改善が認められ、住民のジオパークへの参画も進んでいるとして再認定された。

 14日は勝山ジオパーク推進協議会のメンバーらが再認定の結果を知ろうと市役所を訪れた。同協議会長の山岸正裕市長に再認定の報告があり、万歳をして祝った。山岸市長は「行政と市民の熱意と情熱が再認定という結果に結びついた。皆さんと一緒に喜びたい」と話していた。

 この日、同委員会は国内の6地域を再認定(2地域は条件付き再認定)した。

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