参加した子どもに素振りを指導する阿部慎之助選手(左)=12日、福井市の福井放送

 プロ野球巨人の阿部慎之助選手のトークショーが12日、福井市の福井放送であった。集まった県内の小学生に「いいオタクになって」と話し、何事にも熱心に打ち込む大切さを説いた。

 県内の小学生と保護者約300人が聞き入った。阿部選手は、子どもたちに「何か興味あることに時間を費やしてほしい」と求めた上で「プロ野球選手になりたい、ではなくプロ野球で活躍するという考え方をしてほしい」と、より具体的でより高い目標を掲げることが大切とした。

 捕手、主将としてチームをまとめた経験から組織の在り方、子育て論についても語った。「言葉のキャッチボールも大事」「エラーしたことを怒るのではなく、なぜエラーしたのか聞いてあげて」などと、対話の重要性を説いた。

 実技では投手を意識して素振りするよう指導。自宅でできるトレーニングとして、あおむけで天井にボールを投げる方法を紹介した。

 巨人は来年8月30日、県営球場で公式戦を行う。阿部選手はイベント後、記者団に「子どもたちの夏休み最後の楽しみになるよう、優勝争いを見せたい」と語った。

 トークショーは福井放送が主催し、石田建設工業(福井市)と同社協力会の「石鵬会」が共催した。

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