福井地裁=2013年

 福井地裁は9日、予備校内の接骨院室で女子生徒にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの罪に問われた元予備校理事長に無罪(求刑懲役3年)を言い渡した。

 同地裁と同地裁武生、敦賀両支部で行われた刑事裁判での無罪判決は、1999年から2015年10月末までの統計で3件。同地裁と福井地検によると、04年3月に強姦罪、03年12月に業務上過失傷害罪と強要未遂罪の公判でそれぞれ無罪判決が出された。一方、同期間の有罪判決は4852件(一部無罪を除く)。起訴後に無罪に至ったケースは全体の0・06%にとどまる。

 複数の罪に問われた被告に対する一部無罪の判決は2件あった。15年10月には、他人に譲り渡す目的で自己名義の口座を開設したなどとして、詐欺と窃盗の罪に問われた無職男性の判決公判が同地裁敦賀支部であり、詐欺を無罪、窃盗は有罪とする判決が言い渡された。

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