笹木竜三氏のブログ(右)と東村新一氏のHP。両陣営ではこのほかフェイスブックなども活用している

 県都決戦にネットは活用されているか—。告示後のインターネット選挙活動、いわゆる「ネット選挙」が解禁されて初の福井市長選。新人の笹木竜三氏(59)と、現職の東村新一氏(63)は「ネット選挙」にどう取り組んでいるのかを探った。

 ■笹木陣営

 笹木候補は自分名義のフェイスブック(FB)や公式ブログを積極的に活用。告示後は選挙活動の様子を伝える動画の配信を始めている。6日の出陣式の動画は再生回数1200回を超えるなどアクセスは多い。「(遊説や演説会に)来られない人にも見てもらえる」と効果に期待する。

 「ネットは発信量が多い。どんなに詳しく書いてもいいから」と、以前から定期的に更新。出馬表明後も、参加した地域の催しや活動報告会の様子、公約などを掲載している。FBで読者が内容を気に入ったことを示す「いいね!」は200件に迫るときもある。「(読者の)反応が分かり、気軽につながれる」と話す。

 動画では一日を振り返る「つぶやき」のほか、期日前投票の呼び掛けも行う。遊説先で市民から動画について話しかけられるなど手応えを感じている。より多くの有権者に「生の声」を届ける方針だ。

 ■東村陣営

 東村陣営のネット発信は、ホームページ(HP)「福井市長 東村新一公式サイト」がメーン。街頭や個人演説会で配布しているビラはビジョン(マニフェスト)要約版で、詳細版の閲覧先としてこのHPを案内。閲覧やダウンロードして訴えをじっくりと読み込むことができるのはネットの利点といえそう。

 プロフィルや、「活動レポート」として前回選挙での公約に基づく実績も紹介。このほか「トピックス」では、期日前投票などを紹介している。

 「ネット選挙」の主なツールである交流サイト(SNS)は、東村候補自身が「ネットでは、思っていることが正確に伝わらないことも多い。フェース・トゥ・フェースを重視したい」として、個人名義での運用はしていない。ただ、「東村新一後援会」名義のFBページがあり、「出陣式」の様子や個人演説会のスケジュールなどを投稿している。 

関連記事
あわせて読みたい