記者会見で抱負を語るサウルコス福井の石田新監督=福井市のフェニックス・プラザ

 サッカーのサウルコス福井は7日、新監督に2012年にチームを北信越リーグ1部初優勝に導いた元監督の石田学(がく)氏(34)を再任すると発表した。4年ぶりに指揮を執る石田氏は、福井市内で会見し「2016シーズンの目標はJFL昇格ただ一つ。故郷のように思っている福井のために恩返しがしたい」と抱負を語った。

 東京出身の石田氏は高校1年から5年間の南米サッカー留学を経て、2001年から指導者となった。11年から2年間、サウルコス監督の指揮を執り、12年に北信越リーグ1部初制覇。日本フットボールリーグ(JFL)の登竜門となる全国地域リーグ決勝大会に初出場した。チームの指揮だけでなく、スポンサー探しやサッカースクール開設にも尽力し、Jリーグを目指す現在のチームの礎を築いた。

 退任後はデッツォーラ島根監督を経てFC刈谷(愛知)監督となり、2年目の今季は東海1部を初制覇。11月の全国地域リーグ決勝大会ではワイルドカードで上位4チームの決勝ラウンドに進み、サウルコスとも対戦している。

 石田氏は「組織的な守備をベースに、コンビネーションから相手DFラインを崩すサッカー」を目標に掲げ「センターラインを強化し、強固な守備をベースとした攻撃を構築する。ゴールを目指す明確な形を選手と共有していきたい」とチームづくりを見据えた。

 サウルコスを運営する「福井にJリーグチームをつくる会」の梶本知暉理事長は「JFLで中位で戦える戦力のチームじゃないと昇格できない。彼のいいところはスカウトに強いところ」と期待。指揮官としても「3年間外で武者修行して成長した姿をピッチの上で見せてもらいたい」と語った。

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