新聞スピーチコンテストで、「日本がTPPに加入することで生活が変わるかもしれない」などと意見を述べた川崎さん=3日、福井県大野市上庄小

 福井県大野市上庄小で3日、校内新聞スピーチコンテストの本選が開かれた。予選で選ばれた児童9人が、新聞記事を読んで抱いた問題意識や意見を、4分間ほどで堂々と発表。最優秀賞には川崎結菜さん(6年)が輝いた。

 同校独自のNIE活動。新聞を深く読んで社会への視野を広げ、考えを発表する力を児童に付けさせようと毎年実施しており、6回目。27日、4年生以上が縦割りの9班に分かれて予選を行い、各班から1人ずつ代表を決めた。

 児童たちは、過激派組織「イスラム国」によるテロの記事では「罪のない人の命を奪うことは許しがたい」、障害がありながら本の執筆に励んでいる少年の記事には「前向きな姿勢に感動した」などと、思いを語った。聴衆の3〜6年生約110人の投票と教師の審査で入賞者が決まった。

 川崎さんは本紙の「TPP関税95%撤廃」の記事について、「TPP」や「関税」といった言葉を解説し、身ぶり手ぶりを交えて発表。「TPPへの加入によって安い外国産の物が日本で売れ、国内の物が売れなくなり経済が悪くなるかもしれない」と危機感を述べ、「国民の生活に関わる大事なことなので、私たちがもっと知ろうとしないと」と訴えた。

 優秀賞には山内文佳さん(6年)、石神みるさん(同)、皆藤ひよりさん(5年)、森谷眞友子さん(6年)が選ばれた。 

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