「結婚ってなんぞや、夫婦ってなんぞや」の話題が持ち上がったゆるパブ会議

あまりにも厳しい“標準的なもの”をそこに置くことで、人はそれに吸い寄せられて足並みを揃えてしまいがちで、その標準から少しでもズレているとそれを排除しようとしてしまいます。「米食べるの当たり前でしょ?」が強ければ、パスタ好きを排除しようとしてしまう。それが夫婦間にもなると、お小遣いの減額や取っ組み合い、何日も口をきいてくれない…みたいなさまざまなバトルが勃発する羽目になります。(笑)ズレだと思えば思うほどそこにはイライラが募ってしまう、ということならばもしかしたら、相手の違いを一旦受け入れて理解してみることが大切なのかもしれません。

僕と妻は、お互いの標準ではなく二人だけの標準を一個また一個とつくりました。洗濯はこうやろう、食事はこうしていこう、休みの日はこうしようなど、二人で出し合った考え方を混ぜ合わせ、オリジナルな標準をつくりました。

こんな感じで時にはパスタのことも気にかけてみる。時にはリゾットにして食べてみる。そんな方法を使って相手のことを理解する柔軟性をもつことが、もしかしたら多様を受け入れる第一歩なのかもしれません。

また、コミュニティの多様性があるならば、変化というものにも多様性があります。

恋人から夫婦になり長年寄り添うと、その関係も段々と変化していきます。そもそも結婚にもいろんな形があっていい時代の到来ですから、籍を入れずにパートナーシップを築くものもいれば、同性の~、内縁の~という形があったりさまざまです。責任のない関係から、責任の伴う配偶者になる変化、配偶者であっても1年目と30年目では関係性も変わっていくことでしょう。個人間の多様性や寄り添う形の多様性があるならば、この夫婦間の変化にも多様性がありそうで、それを考え認めて理解していくこともよい関係を長く築くための一つの方法かもしれません。

ゆるパブメンバー間の「夫婦ってなんぞや?」の会話が大きく広がりましたが、この会話が一つでもなにかしらの溝を埋めるものになればいいなぁと思います。
(ゆるパブメンバー:千葉司)

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。

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