「いっしょに読もう!新聞コンクール」で優秀賞に輝いた池田皓君

辻崎朋佳さん

 新聞記事を読んで感想や意見をまとめる第6回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の入賞者が26日発表され、福井市宝永小5年の池田皓(ひかる)君が優秀賞に輝いた。また、鯖江市進徳小6年の辻崎朋佳さんが奨励賞を受賞。福井市松本小が全国15校に贈られる優秀学校賞に選ばれた。

 コンクールは新聞を教材として活用する「NIE(教育に新聞を)」を知ってもらおうと日本新聞協会が主催。昨年より約4500点多い3万9881点の応募があった。県内からは12小中学校から1383点が寄せられた。主に夏休み中に児童、生徒が選んだ記事について、家族や友達と話し合って考えを深め、意見や提言をまとめた。

 優秀賞は、最優秀賞(3点)、「HAPPY NEWS賞」(1点)に次ぐ賞で全国で30点が選ばれた。池田君が選んだ記事は「ふくい世間遺産 コウノトリ救命に感謝」(福井新聞・7月25日付)。1970年、越前市白山地区に舞い降りたくちばしの折れたコウノトリ「コウちゃん」のために、白山小児童らが餌となるフナ集めに奔走。命をささげたフナを供養する「鮒塚(ふなづか)」と呼ばれる碑を紹介している。

 池田君は、自分と同じ小学生がコウノトリを助けようとフナを捕まえて届けたことに感動したという。母親からは「食材となる命や、食事を作ってもらうことに感謝しようね」と言葉をかけられたと紹介し、「コウノトリの命とフナの命とどちらが大切か比べることができないけれど、コウノトリを助けたいという気持ちは大切だと分かる。食事をするときは命をいただくのだから、気持ちを込めて『いただきます』と言います」とつづった。

 奨励賞の辻崎さんは「証言、遺品で戦争知る 羽水高放送部が映像作品」(福井新聞・8月15日付)を選び、戦争という過ちを繰り返さないため、戦争について知り、学び、考える必要があると訴えた。

 優秀学校賞の松本小は3〜6年の363人が応募。応募にあたって、選んだ記事を基にクイズを作ったり、スピーチで紹介したりといった活動を展開した点が評価された。また学校奨励賞に敦賀市角鹿中が選ばれた。

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