チヌを手にする筆者。福井を愛する気持ちが、これからの福井の釣りをもっと豊かなものにするはず

 今回は「今後の福井の釣り」を皆さんと考えてみます。これまで「釣りパラ」で紹介してきたように、県内では多種多様な釣りがいろんな場所で楽しめる事が分かっていただけたことかと思います。しかし、県内にはまだまだ“釣り財産”が眠っているのです。解決しなければならない課題は多々ありますが、考え方によっては大きな観光資源にもなる可能性があるのではないかと考えます。

 嶺北にポイントとしては超一級! しかし現在は事故が多発し、立ち入り禁止になっている長い防波堤があります。過去にこの防波堤を釣り公園として整備し、開放するという動きがありました。実現すれば多くの県内外の釣りファンが訪れ、大きな観光資源になる可能性を秘めています。実際に新潟県ではこのような防波堤を釣り公園として開放して成功しているケースもあります。同じことが福井でも現実化できれば、大きな財産になる事は間違いないと僕は考えます。

 また、このような立ち入り禁止の釣り場が増えないように今、釣り人のマナーが問われています。釣りでは漁港など、漁業で生計を立てている漁師さんたちの大切な場所を使わせてもらうことが多くあります。だからこそ、決して迷惑になってはいけないと考えます。

 ごみの始末はもちろん、餌やイカ墨で防波堤を汚すことがないよう気を付け、また、迷惑駐車などで近隣住人らとトラブルにならないように気配りが必要です。福井の釣り人の福井を愛する気持ちが、これからの福井の釣りをもっと豊かなものにするはずだと僕は思っています。

 2年間にわたり書いてきた「釣りパラ」も今回が最終回です。読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。これからも安全に楽しく福井の釣りを楽しんでくださいね。(岸聖大(まさひろ)・福井県釣りインストラクター連絡機構会長)=おわり=

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