新聞記事の内容が分かりやすくなるグラフを児童が考えた算数の公開授業=25日、福井市松本小

 教育に新聞を取り入れるNIE実践校の福井市松本小で25日、算数の公開授業が行われた。中国が「一人っ子政策」をやめるという新聞記事を教材に、若い年代の人口が少ないなどの背景を分かりやすく伝えるグラフを児童が考えた。

 関孝雄教諭(32)が6年3組の15人に、新聞記事を基に統計やグラフの活用について教えた。中国政府は人口が増えすぎないよう、夫婦1組に子どもを1人しか産んではいけない一人っ子政策を進めた結果、若者が減った。働き手が足りなくなったため、政策をやめることを決めたという記事の内容を説明した。

 児童は、人口や若い年代などに着目。3人ずつ5班に分かれ、ボードを使い、記事に合った人口構成のグラフをどう表すかを考えた。

 男女の年代別人口を積み上げたり、重ねたりと工夫した点を班ごとに発表。男女別の人口を横軸、年代別を縦軸にした柱状グラフを作り、若い年代が少ないことを的確に示した班もあった。

 関教諭は、ほかの新聞で使われた65歳以上と15歳未満の人口の割合を年ごとに示した棒グラフも紹介し、「グラフをつけると、記事の内容が分かりやすくなる」と締めくくった。

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