2種類の樹脂素材を一体成形した眼鏡枠「ラポート」=福井県鯖江市のアオヤギ

 眼鏡枠企画販売のアオヤギ(本社福井県鯖江市北野町1丁目、青柳榮一社長)は、2種類の柔らかい樹脂素材を一体的に成形する独自技術を開発し、眼鏡枠に採用した。レンズをはめる「リム」や、耳にかかる「テンプル」などの部分が、二つの樹脂を接合してできている。顔に触れる内側は肌触りの良いもの、外側は弾力性のあるものを使い、掛け心地がよく、外部からの衝撃を和らげるのが特長。オリジナルブランドとして売り出した。

 ブランド名は「RAPPORT(ラポート)」で、フランス語で「信頼」の意味を込めた。フレーム内側にはフィット感を高めるシリコン素材「TPSiV」、外側にはプラスチックの一種で軽くて弾力性が高い「TR90」という樹脂を使用。特許申請中の独自技術により、接着剤を使わずに両者を一体的に成形した。

 樹脂の接合にネジなどの部品を使っていないため、シンプルな作りになっている。独自の接合方法により、剥がれにくく仕上がっているという。鼻パッド部分は、内側の柔らかいシリコン樹脂と一体になっており、鼻の周りに跡がつきにくい。

 フレームの形は6種類。色は「赤とピンク」「黒と緑」「青とライトブルー」などツートンカラーを中心に、4〜5種類を用意した。重さは15グラム前後に抑えた。

 同社の担当者は「衝撃を吸収しやすく、子どもでも安心して掛けやすくした。今後はバリエーションを増やしながら、スポーツ用途などにも展開していきたい」と話している。

 全国の眼鏡小売店などで販売している。参考小売価格は1万2千円。問い合わせは同社=電話0778(52)0055。

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