北陸新幹線敦賀以西ルートを議論する与党検討委員会が、26日に再開される。委員長の西田昌司参院議員(京都府選出)は19日、福井新聞の取材に対し「来年5月までに候補を絞り込み、調査に入るところまで進めたい」と意欲を示した。

 検討委は、北陸3県など沿線府県や公明党の国会議員計9人で構成。若狭(小浜)ルートと琵琶湖の東側を通る米原ルート、西側の湖西ルートが候補に挙がっている。ただ若狭ルートに関しては、JR西日本が検討している福井県小浜市と京都市を通る案のほか、舞鶴市と京都市を通る案なども表面化している。

 10月の内閣改造で、検討委のメンバーは大幅に入れ替わっており、西田氏は「26日は初顔合わせ」とした上で、今後の進め方については「3月までには京都府、大阪府、滋賀県の関係者や、関西広域連合、JR西日本などから話を聞かせてもらいたい」との方針を示した。その上で「12月の検討委に滋賀県知事を呼びたいと思っている」と述べた。11月22日には大阪府知事選と大阪市長選があり、来年2月は京都市長選を控えていることから、大阪府と京都府の関係者は滋賀県の後になる見込み。JR西から意見を聴く時期は「調整中」とした。

 通常国会の会期末が、延長がなければ来年6月1日となることを踏まえ、「来年5月中には候補を絞り込みたいが、例えば若狭ルートでも複数の案がある。いくつかの候補を調査させ、結論を出すことになるだろう」との見通しを示し、結論時期は「来年中に出せればいいが、調査の中身次第」と述べた。

関連記事
あわせて読みたい