福井県高浜町の野瀬豊町長は、関西電力高浜原発3、4号機再稼働の同意判断に向け、20日に東京で林幹雄経済産業相に面会することで最終調整していることが18日分かった。原子力政策への国の責任や地域振興などを直接確認する。

 高浜町会は3月、再稼働に同意。野瀬町長はこれまで、県境を越える広域避難計画を話し合う福井、京都、滋賀3府県の「地域原子力防災協議会」の日程のめどや、国の責任者からの言質を判断条件に挙げていた。

 今月2日から、高浜原発から5キロ圏内の京都府舞鶴市を含む30キロ圏内の府内7市町で、新規制基準の審査内容などの住民説明会が開かれている。

 野瀬町長は同意判断前に、舞鶴市長に自身の考えを説明する意向を示しており、早ければ来週中にも会う日程を調整している。

 一方で、同協議会の日程調整は進んでいない。野瀬町長は「年内に同意判断する」と明言しているが、いつ表明するかは不透明な情勢。

 再稼働の手続きに関して西川一誠福井県知事は、高浜町長の意向や県原子力安全専門委員会での検証、県会の議論などを踏まえ判断する考えを示している。

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