知事賞に輝き、表彰を受ける金巻明希さん=14日、福井新聞社・風の森ホール

 第21回福井県中学生郷土新聞コンクール(県中学校教育研究会社会科部会、福井新聞社主催)の表彰式が14日、福井新聞社・風の森ホール(福井市)で開かれた。最優秀賞の知事賞に輝いた金巻明希さん(福井大附属中1年)ら入賞上位33人を表彰し、素朴な疑問からテーマ決めて丹念に取材を重ねた生徒たちの頑張りをたたえた。

 県教委の淵本幸嗣企画幹らが一人一人に賞状やトロフィー、盾を手渡した。

 最優秀賞、優秀賞の5人は新聞づくりを通じて学んだことを発表。通学で利用するえちぜん鉄道の歴史や鉄道事業者の取り組みを調べた金巻さんは「電車が通っているのは当たり前と思っていたが、行政、地域、市民が協働して力を尽くし、事業者と乗客で大切に乗り継いでいることが分かった」と話した。

 審査員を務めた福井新聞社の森瀬明・報道センター長が「今はインターネットで何でも調べられるという錯覚があるが、面白い話題は現場に足を運び、人と接しないと見つからない。上位の作品は“足でかせいだ成果”が見事に表れた作品だった」と講評した。

 佳作を含めた入賞作62点は15日まで、福井新聞社・風の森ギャラリーで展示している。

 同コンクールは、古里の地理や歴史に対する生徒の関心を高め、探究する力を育てる目的で、NIE(教育に新聞を)の一環で毎年開いている。今年は昨年より9校多い、県内43校から4751点の応募があった。

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