学生さん、職員住宅を使ってみませんか—。福井県は来年4月以降に県内の大学、短大などに進学する主に嶺南地方の学生を対象に、福井市内の四つの県職員住宅の空き部屋を有償で貸し出す。敷金礼金はなく、家賃は1万〜2万円程度と格安。県は「進路選択の参考にしてほしい」と話している。

 空き部屋を貸し出すのは▽三郎丸1丁目▽木田町▽日光2丁目▽板垣町下畑—の職員住宅。単身用の三郎丸と木田町は1DK、日光と板垣町は3DKで複数人のルームシェアもできる。いずれも鉄骨鉄筋コンクリート造りで築20〜36年。10日現在で、37室が空いている。

 制度を利用できるのは福井大、県立大、福井工業大、福井医療短期大、福井文化服装学院など10校に進学する学生となっている。

 主に嶺南出身者を対象としているが、嶺北出身者でも、通学距離が長い場合は対象になるケースがある。希望者多数の場合、自宅から学校までの距離が長い人を優先する。来年4月1日から入居できる。

 県大学・私学振興課によると、嶺南の高校生の進学先は県外の大学や短大を選ぶ割合が約8割に上っており「特に嶺南の学生の県内定着につながれば」としている。

 対象となる大学や短大に申し込みの窓口がある。制度全般の問い合わせは同課=電話0776(20)0245。

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