セイコガニの身を取り出す生徒たち=9日、福井市進明中

 冬の味覚の王様、越前がにの食べ方を学ぶ授業が9日、福井県内の中学3年生を対象に始まった。生徒はセイコガニの脚の爪を使った身の出し方などを学び、地元の味を堪能した。

 魚食への関心を高めてもらおうと、越前がに漁の解禁に合わせ県が2010年度から開いている。この日は、福井市進明、越廼中の2校で授業を開き、県漁協女性部連合協議会の福井市漁協女性部の4人と県職員1人が講師を務めた。

 進明中では約140人が挑戦。1人1匹ずつ提供され、甲羅を皿代わりに外子や胴の身を盛りつけた。講師から「節の中央で折り、爪や細い脚で身を押し出して」と教わりながら、カニの脚と格闘していた。

 宇随久平君(15)は「脚の身は今まで箸で出していた。爪を使うのは初めて」と話し、「うまっ」と脚の身や外子を頬張っていた。

 授業は26日まで各校で開かれ、県内全ての中学3年生約8300人が食べ方を学ぶ。

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