シュート練習を行うサウルコス福井の選手=3日、福井県坂井市の丸岡スポーツランド

 日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けたサッカーの全国地域リーグ決勝大会は6日、愛媛など全国3会場で開幕する。北信越リーグ1部を制し、4年連続で出場するサウルコス福井は、愛媛県総合運動公園球技場(松山市)でまず4チーム総当たりの1次ラウンドに臨む。

 1次ラウンドは3日間で3試合の強行日程。決勝ラウンドに進むには、1位か3会場の2位最上位が条件。サウルコスは挑戦3度目の昨年、初の決勝ラウンドに進出。4チーム中最下位となり惜しくもJFL昇格を逃したが、今年は優勝候補の本命とみられてきた。

 だがサウルコスが属するC組は、12チームでも屈指の強豪が集まった。初戦のアルテリーヴォ和歌山は、全国社会人選手権(全社)と関西リーグ1部の2冠に輝いた。主力8人を欠いて全社を制した層の厚さと、和歌山国体に向けて強化した前線の技術が脅威だ。

 2戦目の全社準優勝、阪南大クラブ(大阪)は、強豪として知られる同大サッカー部のセカンドチーム。学生ならではのスタミナと回復力は3連戦の大きな武器になる。昨年は全社上位の2チームがJFLに昇格。今年も全社組が台風の目となる可能性がある。

 3戦目は元日本代表の岡田武史監督がオーナーを務める注目のFC今治(愛媛)。四国リーグを制し、全社1回戦でサウルコスを破った。地元の地の利もある。

 「勝負に徹する」と語るサウルコスの佐野達監督は、リーグ戦で貫いたパスサッカーにこだわらず、ロングボールなどさまざまなオプションを取り入れる考え。速攻と遅攻を使い分け、主導権を握りたい。「初戦が重要になる。1点でも上回って勝ちきる」と決戦を見据えた。

 ■全国地域リーグ決勝大会 全国9地域リーグ代表と全国社会人選手権代表3チームの計12チームが出場。3グループに分かれ総当たりの1次ラウンドを行い、各グループ1位3チームと2位の最上位1チームの計4チームが総当たりの決勝ラウンド(高知・11月21〜23日)に進む。上位2チームが自動昇格する。各ラウンドとも90分間で勝てば勝ち点3。PK勝ちは2、PK負けは1。

 ■サウルコスの1次ラウンド日程

 6日 アルテリーヴォ和歌山(関西地域優勝、全社優勝)
 7日 阪南大クラブ(全社準優勝)
 8日 FC今治(四国地域優勝)

 ※いずれも午前10時45分キックオフ、会場は愛媛県総合運動公園球技場

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