七日に大野市に編入合併する和泉村は三日、村農林業者トレーニングセンターで閉村式を開いた。半世紀の村の歩みを振り返り、新市の融和と合併後の地域発展を祈った。

 式典には、村民ら約二百人が出席。山本一郎村長が、一九五六年に下穴馬村、上穴馬村が合併し、五八年に石徹白村の一部を編入するなどした村の歴史を紹介。「これからも地域の歴史と文化を守り、新生大野市の将来像『九頭竜の源流と城下町が育むうるおいと活力の宝庫』を目指して、互いの融和ときずなを深めていきたい」とあいさつした。

 教育文化や産業に貢献した村内外の五人に感謝状を贈呈。九頭竜ダムの完成や中竜鉱山の閉鎖、観光立村としての取り組みなど、半世紀の出来事を紹介するビデオ映像が放映されると、涙ぐむ人もいた。

 地元の朝日小四年、加藤克彦君と和泉中三年、巣守紗希さんが「合併しても和泉のきれいな川と思い出はいつまでも残ります」「合併をきっかけに、和泉の素晴らしさに気が付いた」などとふるさとへの思いをつづった作文を披露。最後に全員で村歌「伸びゆく和泉」を合唱した後、村旗降納し、式の幕を閉じた。

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