病気やけがの回復期の乳幼児を一時的に預かる病後児保育所「とまと」が一日、福井県小浜市の公立小浜病院にオープンした。看護師や保育士が子どもの世話に当たり、市民の子育てと仕事の両立を支援していく。

 「とまと」は市から委託を受けた同病院が、院内保育所「ふくろう」に併設する形で一階の一室に設置。広さは二十平方メートルで冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、玩具(がんぐ)などを備えている。

 対象は市内在住で生後約半年から小学三年生まで。発熱、下痢、おたふく、風疹(ふうしん)のほか、ぜん息などの慢性疾患や骨折などのけがで集団生活ができないときに利用する。

 定員は二人で、「ふくろう」の保育士と同病院の看護師が子どもを預かる。利用希望者は事前登録が必要で料金は一日二千円。開所時間は月曜から金曜日の午前八時半から午後五時半まで。

 少子化対策などを考える同市次世代育成支援行動計画策定委員会(西田悠二委員長)は今年三月、延長保育や病後児保育室の設置を求める計画案を村上利夫市長に答申。共働きや父子家庭から、子どもの一時預かりに関する市への問い合わせも多かったことから開設した。

 二○○○年国勢調査で共働き率60・46%と全国トップの本県では、既に県内七市で病後児保育所が整備されている。
 問い合わせは「とまと」=電話0770(52)0440。

関連記事
あわせて読みたい