県は二十八日、本年度の除雪計画を発表した。主要なバス停や交差点にスコップを配備し、住民との協働で「雪かき運動」を進める。新たにJR北陸線の主要な五駅では周辺五百メートル圏内で歩道の除雪を行い、観光や通勤など駅利用者の利便性を確保する。七日に除雪対策本部を設置する。

 同日開かれた定例会見で、西川知事が計画の内容を説明した。

 雪かき運動のスコップは、福井大前や金井学園前など乗降客の多いバス停十二カ所と近くの交差点六カ所に配備。バスの待ち時間にボランティアで雪かきしてもらい、乗降の通路を確保する。

 歩道の除雪は、小学校五百メートル圏内の通学路計七十八キロで実施するほか、北陸線の芦原温泉、福井、鯖江、武生、敦賀五駅五百メートル圏内の計三キロを対象区間に加える。歩行者とドライバーの死角を解消する主要交差点の「四つ角」にたまった雪の排除は本年度も六十カ所で行う。県道の圧雪を防ぐ消雪装置は昨年度から十キロ増えて総延長二百七十キロとなった。

 さらに、県のホームページで路面の積雪画像を情報提供するための監視カメラの設置は五カ所増えて五十二カ所とする。

 バス停や交差点で繰り広げる「雪かき運動」について西川知事は「道路管理者だけでは除雪は十分に行き届かない」と述べ、県民に協力と理解を呼び掛けていく考えを示した。

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