整氷車でお湯をまき、ピカピカに仕上がったアイスアリーナ=23日、福井県敦賀市のニューサンピア敦賀

 福井県内唯一のスケート場、敦賀市のニューサンピア敦賀「アイスアリーナ」が24日、今季の営業を始める。23日には冷え込む場内で担当者が白い息を吐きながら整氷車でお湯をまいて、氷をピカピカにする総仕上げ。県内外の愛好者を迎える準備を整えた。

 アイスアリーナは縦60メートル横30メートルの大きさで、北陸3県で唯一の公式競技対応施設。リンクに敷かれた無数のパイプにマイナス10度の不凍液を流し、ホースで井戸水を霧状にまいて、約7センチまで少しずつ氷を厚くする。

 「一度に厚い氷を造るともろくなる。刀鍛冶のように繰り返し作業する」と担当の山田哲生営業主任(61)。今年は10月に入り計10日間、昼夜を問わずに約100回水をまいたという。

 期間中は気温が高くなく天候に恵まれたといい「井戸水に不純物が少なかったせいか透明度も高く、硬くいい氷ができた」と満足げ。オープンを前に、井戸水より透明度の高い水道水をお湯でまく最後の作業。リンク上では即座に冷え固まり、鏡のようにピカピカに仕上がっていた。

 同スケート場は例年、県内や中京方面から約3万5千人が訪れる。特に昨冬は舞鶴若狭自動車道の全線開通で、京都府北部から来場が増えたという。山田さんは「今年は人気の高い浅田真央選手の復帰もあり、例年以上に訪れてもらえるのでは。子どもから大人まで大勢に楽しんでほしい」と期待していた。

 営業は平日午後1〜6時、土日曜、祝日、冬春休み期間は午前10〜午後6時。大人1300円、中高生900円、小学生以下700円。問い合わせは、ニューサンピア敦賀=電話0770(24)2111。

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