新酒の出来を確認する蔵人=22日、福井県勝山市沢町1丁目の一本義久保本店

 福井県勝山市沢町1丁目の老舗酒蔵、一本義久保本店で22日、新酒の初搾りが行われた。味見をした蔵人(くらびと)は「甘みやうま味がありながらもキレのある酒に仕上がった」と太鼓判を押した。店の軒先には新しい酒ができたことを知らせる酒林(さかばやし)(杉玉)が掛け替えられた。

 奥越産の酒米「五百万石」と地下水、麹(こうじ)を混ぜたもろみは順調に発酵。酒粕(かす)と分離し、新酒が出来上がった。蔵人の頭、大井信積さんは「ことしは酒米の出来が良く、予想通り味のりする酒になった」と話していた。

 この日しぼった酒は早速、瓶詰めして福井県内の飲食店360店舗に卸した。小売店では11月6日から販売される。今シーズンは来年6月まで、一升瓶に換算して50万本を仕込む。

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