ドリフト釣法で使える人気のルアー

 今回は昨年も同じ時期に紹介した「リバーシーバスゲーム」について、さらに掘り下げてみたいと思います。この時期、産卵で弱ったアユ(落ちアユ)を捕食するため、スズキ(以後シーバス)が海から川へ遡上(そじょう)するので、昼夜問わずリバーシーバスゲームが楽しめます。アユがおり、ある程度の川幅がある河川ならリバーシーバスを狙える可能性は十分あります。

 昨年、この釣りはゲーム性が高く人気があると説明しました。どういうことかというと、台風や豪雨などで増水すると、川底の地形や水深、川幅が変わり、毎年違う状況になるので、その都度、新しく攻略法を考えさせられます。また改修工事、護岸整備などによっても川はその流れを変え、さらに満潮、干潮でも流れは変わります。つまり、限られた釣り場で刻々と変化する状況を把握し、いかにシーバスの動きを予測して釣り上げるか。この駆け引きが魅力なのです。

 しかし、このように説明すると「初心者には難しい釣りなのでは?」と思う方も多いかもしれません。ところが、最近の釣り具メーカーから出ているルアーは性能に優れ、初心者が扱ってもちゃんと釣れます。

 また、この釣りには独特の釣法があり、これが面白いのです。水面に浮くタイプのルアーを川の流れに任せて流す釣り方を「ドリフト釣法」といい、これは初心者でもできます。川の流れのあるところにただ流すだけ。シーバスは流れがぶつかってできるヨレ(水流が緩くなる所)に居着き、アユが流れてくるのを待つことが多いのです。流れがあるところにルアーを流せばヨレにぶつかる、そこにシーバスがいれば釣れるという理屈。ドリフト釣法に特化したルアーも多く出ています。この秋、パワフルなシーバスの引きをぜひ味わってください。(岸聖大(まさひろ)・県釣りインストラクター連絡機構会長)

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