宮城県美里町の水田地帯を飛ぶげんきくん=19日

 福井県越前市白山地区で放鳥された国の特別天然記念物コウノトリ2羽のうち、宮城県北東部の美里町に滞在している雄の「げんきくん」の様子を同町職員が確認、撮影した。

 衛星利用測位システム(GPS)の記録によると、3日に放鳥されたげんきくんは、石川、富山、福島各県を移動し、10日から同町にいるとみられる。

 福井県のコウノトリ支援本部から連絡を受け、同町秘書室で広報を担当している齊藤眞さんが19日午後3時10分ごろ、同町の水田地帯にいるげんきくんを見つけた。同町は農業が基幹産業で面積の7割を水田や畑が占めている。

 コウノトリを初めて見たという齊藤さんは「最初は分からなかったが田んぼの中でひときわ目立っていた。翼を広げると、とても大きかった」と話していた。

 げんきくんと一緒に放鳥された雌の「ゆめちゃん」は7日以降、滋賀県高島市にいるとみられる。

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