皇太子さまは、国民文化祭・ふくい2005の開会式臨席のため二十一日午後、本県入りされた。皇太子さまの来県は嶺南の歴史遺産などを視察された一九八三年五月以来二十二年ぶりで、嶺北へのご訪問は初めて。早速、県内の子供たちの元気な活動の様子を視察、激励されるとともに、二十二日開幕する国民文化祭について「楽しみにしています」と期待のお言葉を発表された。

 小松空港で西川一誠知事や松崎晃治県会議長、駒野健二県警本部長らの出迎えを受けた皇太子さまは午後零時四十分ごろ、車で県庁に到着。大勢の県民に笑顔で応えながら庁内に入られた。知事応接室で西川知事から、県勢概要や本県が輩出した歴史上の人物など説明を受けられた。

 知事によると、皇太子さまは本県の抱える課題に大きな関心があり、福井豪雨からの復旧状況や原子力政策、拉致問題、農業情勢などについて盛んに質問されたという。

 皇太子さまはこの後、春江町の県児童科学館を訪問。元気いっぱいに造形に挑んだり、遊戯をしたりする子供たちの姿を、終始にこやかな表情でご覧になり、歌遊びには園児たちの輪にも加わりながら、積極的に声をお掛けになっていた。

 宿泊所となった芦原温泉の開花亭では午後六時半、会見した宮内庁の堀江振一郎行啓主務官(東宮侍従)が、皇太子さまの来県のご感想を披露。「車中からは広々とした田園風景がよく見えました。多くの県民の皆さんに温かく迎えていただき感謝します」とのお言葉を伝えた。

 本県滞在は二十三日まで。二十二日は午前中福井市で、国民文化祭のオープニングパレードをご覧になった後、県国際交流会館で外国人留学生たちと懇談。午後は鯖江市の眼鏡会社を視察、サンドーム福井で同文化祭開会式に出席される。

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