紫色が一面に広がり砂地を彩るラッキョウの花=19日、福井県坂井市三国町黒目

 福井県坂井市三国町と福井市にまたがる三里浜砂丘地で、特産のラッキョウの花が咲き始めた。紫色のかれんな花が、じゅうたんを広げたように砂丘地を彩っている。

 同市三国町黒目の畑では、昨年9月ごろに植え付け来年6月に収穫する「三年子」のラッキョウの花が咲き誇っている。三里浜一帯では60〜70ヘクタールでラッキョウを生産。植えて1年で収穫する「一年掘り」と、三年子の2通りで栽培している。三年子は一年掘りより茎が多く、より多くの花をつけるという。

 19日は、農家が草取りに追われる中、釣り鐘状の小さな花がラッキョウの花言葉「つつましいあなた」のように遠慮がちに秋風に揺れていた。

 三里浜特産農協によると、今年は9月上旬まで雨が多く、その後は好天が続いたため、例年より10日ほど早く開花している。畑にもよるが、花は今週末にも見ごろを迎え、今月いっぱい楽しめるという。

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