第133回北信越地区高校野球大会決勝福井工大福井―敦賀気比 2回裏のピンチにマウンドに集まる福井工大福井ナイン=富山市民球場

 秋季北信越地区高校野球大会決勝・福井工大福井—敦賀気比、福井工大福井は相手を上回る8安打を放ち、チームカラーの「打力」をみせたが、最後まであと1本が出なかった。それでも大須賀康浩監督は「この1カ月で打てるチームになった。集中力も上がり、よく成長した」と手応えを口にした。

 準決勝で負傷したエース田中嵐士を欠いて臨んだ敦賀気比との決勝。二回で5点差をつけられたが「序盤の失点は仕方ない」(大須賀監督)と想定内。三回以降は先発の巽竜馬、ワンポイント登板の石黒直哉、センターからマウンドに上がった福田翔人の継投で、強力気比打線を無得点に抑える熱投をみせた。

 打線は六回、先頭の主将谷本甲仁が中前打で出塁すると連続四球で満塁とし、打席には準決勝で決勝打を放った塚本大貴。強烈な打球がライト方向へ飛んだが惜しくも野手の正面。後続も断たれた。

 続く七回は、「フィールディングが得意ではない」(大須賀監督)相手エース山崎颯一郎を狙い、バント攻撃を仕掛けた。山内貴文、谷本がセーフティーバントを決め再び満塁としたが、併殺に倒れ絶好機を生かせなかった。

 今大会は、打ち勝つ野球で12年ぶりの決勝進出を果たすなど結果を残した。谷本主将は「春までに得点圏でのバッティングを強化する」とさらなる打力アップを誓った。

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