福井県眼鏡産業の誕生百周年を記念した特別企画展「メガネギャラリー」が二十日、福井市の県立歴史博物館で始まった。県内企業の現代の製品や、約三百年前の西洋眼鏡、アイデアあふれる未来の眼鏡など約千点を展示、眼鏡の魅力と可能性が表現されている。十二月四日まで。

 「アート&ヒストリー」をサブテーマに県眼鏡協会の協力を得て企画した。

 メーンは県内三十九社の約九十ブランドを展示、眼鏡の現在を紹介したコーナー。工房で職人が一つ一つ手作りした眼鏡、若者の人気ブランド、18金フレームなど、本県から世界市場に発信されている製品が並び、技術力の高さをPRしている。国内では流通していない台湾限定品なども関心を集めている。

 過去の製品が並べられたコーナーで最も古いのは約三百年前にドイツ地域でつくられた鼻眼鏡。宝石をちりばめた眼鏡や、香水容器の中央部分にレンズをはめ込んだり、眼鏡ケースに小さな時計を埋め込んだりした変わり種の眼鏡も展示した。十八世紀の中国の眼鏡や明治時代の本県の製品も並んでいる。

 未来に関するコーナーには、県眼鏡協会や県内企業のデザインコンペで寄せられたアイデア画や作品がズラリ。深くかぶる帽子の目の部分に、弾力性のあるソフトレンズを編み込んだ眼鏡、レンズ部分がテレビスクリーンになっている眼鏡などがあり、将来の可能性を感じさせている。入場料は一般百円、高校生以下と七十歳以上は無料。

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