福井新聞連載「まちづくりのはじめ方」企画班が、まちづくりの実践に取り組む中で福井市のガレリア元町商店街に開設した「これからビル」。1階のカフェに続き、9月には3階にコワーキングスペース「sankaku」(さんかく)をオープンさせた。でも名前の通り、これからが大事。ビルを生かし、まちを楽しむ仕掛けをどうつくっていくかが次のステップだ。それはずっと考えてきた。

 第1弾に位置付けたのは、9月18日夜のsankakuオープニングイベント。異なる職種の人たちが仕事場を共有し、新たな仕事を生みだす場所にしたい。だから、音楽とアートという分野の違う県内アーティストに競演してもらった。

 イベントは一過性と言われるかもしれないが、人が出会うきっかけになる。スタッフ同士、スタッフと来場者、来場者同士…。sankakuの会場に、多くの笑顔があふれていたのは事実。福井は大都市じゃないから、こうした小さなつながりが次々に生まれて、大きなうねりになりやすいのでは。それが自然とまちの活気につながっていくと思う。

 第2弾として、10月17日に開くイベント「不自然ピクニック」も、狙いは同じ。スタッフには企画班だけでなく、連載を通じて知り合った人たちが加わっている。まちなかに関心がある人にも、なかった人にも、どんどん来てもらおうと、ピクニックという誰もが気軽に楽しめる要素を持ち込んだ。会場の「これからビル」や新栄テラスで“新たな出会い”をぜひ見つけてほしい。

 sankakuのオープニングイベントの様子はインターネットで動画を公開中。人と人がつながり生まれるエネルギーが、きっと伝わるはず。アドレスはhttps://vimeo.com/141157585(高島健)

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