昔の人の生活を知ってもらおうと、福井市文化財保護センターは十日、同市おさごえ民家園で「イロリを囲んで民話を聞こう〜秋〜」を開いた。小学生、保護者十九人が市内に伝わる民話や昔遊びを楽しんだ。

 話し手は、県内の年間行事や習俗を研究している「福井民俗の会」会員の田谷芳江さん(72)=同市二の宮五丁目。市内に伝わる八つの民話と語り聞かせ、昔遊びでは「ブンブンゴマ」を教えた。

 「けなるい」(うらやましい)や「よさり」(夜)などの福井弁をふんだんに交えた話に、豊北眞也君(豊小四年)は「ちょっと意味が分からないところもあったけど面白かった」。

 脱穀用の農具「千把(せんば)扱(こ)き」や「唐箕(とうみ)」を使ったもみ殻の選別体験もあり、参加者は、昔の人の生活の知恵と苦労を実感していた。

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