新閣僚呼び込み後、インタビューに応じる高木毅議員=7日午後1時51分、東京・衆院第1議員会館

 「大変重い仕事であり、身の引き締まる思いでいっぱい。一日も早い被災地の復興に向け全力で取り組む」。第3次安倍改造内閣で復興相に起用された高木毅氏(福井1区)は7日、緊張した表情で抱負を語った。衆院当選6回で待望の初入閣にも、復興道半ばの被災地を思いやってか笑顔は少なく「頻繁に現地に入り、被災地の皆さんと寄り添いながら頑張っていきたい」と強い決意をにじませた。

 午後2時20分、首相官邸の呼び出しから事務所に戻ってきた高木氏は、詰めかけた報道陣を前に「総理から復興大臣をやるようにと告げられた」と報告。「被災地の復興は安倍内閣の最重要課題の一つ。重要なポジションに就くことになり、責任を持ってしっかりと取り組む」と気を引き締めた。

 国土交通副大臣時代から「被災地には何度か足を運んでいる」という高木氏。被災地の現状については「(震災から)4年半たち復興は進んでいるが、被災者の方からすればまだ十分ではない。避難されている方もたくさんいる」と述べ、「一日も早く皆さんが地元に帰ってこられるよう、全力で頑張る」と強調した。

 高木氏は北陸新幹線敦賀以西ルートを議論する与党検討委員会の委員長を務めているが、入閣に伴い外れることになる。「ようやく議論が具体化してきたところで、申し訳ないという思いはある」とした上で「良い結論を導き出したいという気持ちは、閣内にあっても変わらない。別の形にはなるが、今後も関わらせていただけたらと思う」と話していた。

 福井県選出議員としては、2012年12月に行革担当相に起用された稲田朋美氏(福井1区)以来の入閣となった。「日頃の政治活動を支えていただいている福井の有権者のおかげ」と感謝し「しっかりと恩返しできるように、地元のことも誇りに思いながら頑張っていきたい」と語った。

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