福井県越前市は人物重視の採用を推し進めるため、11月に教養試験を課さない採用試験を初めて実施する。越前市によると、自治体の採用試験で教養試験を行わないのは全国的にも珍しいという。今月26日まで応募を受け付けている。

 教養試験を撤廃するのは、11月3日に1次試験がある市職員採用試験(C日程)。これまで1次では適性試験と英語、数学、社会常識などを問う教養試験を課していたが、今回は適性試験と論文試験とする。

 また、今回初めて「I・J・U(移住)ターン希望者」の試験区分を設けた。正規の社会人としての職務経験が3年以上で、市外からの移住を検討している人が対象。

 今回のC日程の試験区分は移住ターン希望者のほか、「大学卒業程度」と「社会人経験者」。募集人員はいずれも若干名で大卒は35歳、移住ターンと社会人は40歳(保育士は45歳)までをそれぞれ年齢要件とした。

 市行政管理課は教養試験撤廃や“移住枠”新設について「人物優先や移住者受け入れの考え方を明確にするため行った。お客さま目線で行動できる人を求めている」としている。

 2次試験は11月下旬に行う。合格者の採用は来年4月。問い合わせは同課=電話0778(22)3013。

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