第135回北信越高校野球福井県大会準決勝 敦賀気比-福井商業 2失点で完投した敦賀気比の山崎颯一郎(左から2人目)=23日、福井県敦賀市総合運動公園野球場

 第135回(秋季)北信越地区高校野球福井県大会第8日は23日、敦賀市総合運動公園野球場で準決勝2試合を行い、敦賀気比は福井商業を破り決勝に進出。先発したエース・山崎颯一郎は最終回に2点を失ったが、6安打1四球で完投を果たした。

 主戦山崎の粘投で、北信越の切符をつかんだ敦賀気比。東監督は試合後「エースとしての信頼度はまだまだ」としながら「少しずつ成長は感じる。よく抑えた」と、八回まで無失点の好投をたたえた。

 初回こそ3連打を許したが、ストライクが決まったカーブを軸に、二〜八回は打者3人ずつで抑えた。最終回は力みすぎから2連打を許したが、投球フォームを修正したことで「肩への負担が減り、最後まで安定した投球ができた」という。

 山崎は1週間ほど前から、ひじが後ろにいきすぎるフォームを修正した。右足首にゴムをつなぎ、監督に引っ張ってもらいながらの投球練習。左足を踏ん張り下半身を使った投球スタイルに変わった。体重移動を意識した投球ができるようになり、球速やキレにも磨きがかかった。

 好投する山崎に打線が応えた。中でも途中出場の山下は、八回2死一、二塁で右前適時打で1点を追加した。「結果を残したかった」。普段は自他ともに認める“振れない選手”。しかしこの日は、チームを率いて粘る山崎を救おうと内角低めのカーブを、右前へ。「あいつはいいバッティングを持っている。自信をもってほしい」と指揮官も認める活躍だった。

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