腸内環境の改善をテーマにした健康フォーラムでパネル討論する早見優さん(右から2人目)ら=5日、福井市のフェニックス・プラザ

 腸内環境の改善をテーマにした健康フォーラム「腸から元気に! 健康な身体をつくる秘訣(ひけつ)」は5日、福井市のフェニックス・プラザで開かれた。専門家の講演やタレント早見優さんらによるパネル討論などを通じ、約800人が腸と健康の関係について理解を深めた。

 腸内細菌研究の第一人者で、理化学研究所の辨野(べんの)義己特別招聘(しょうへい)研究員が基調講演。「大腸は病気の発生源」として、偏った食事やストレス、運動不足により「腸内細菌に悪玉菌が増え、病気のリスクが高まる」と解説した。乳酸菌やビフィズス菌など体内に好影響を与える微生物プロバイオティクス、食物繊維を取り、腸内環境を整えることで「大腸を健康の発信源に変えることが大切」と指摘。便のチェックも勧めた。

 早見さんはトークショーで「朝食は抜かず、家族で食卓を囲むようにしている」と紹介。料理好きで知られ「旬の食材、野菜を使う」と母親の顔を見せた。仕事の合間にジム通いやサルサを続け、7時間の睡眠を心がけていると美と健康の秘訣も披露した。

 続いて辨野さんや早見さん、永平寺町の料理家道廣喜子さんが「腸年齢が決め手! 若々しい身体のために」をテーマにパネル討論した。道廣さんは、プロバイオティクスが多く含まれる県内特産品として「へしこ」「酒かす」「ラッキョウ漬け」などを挙げた。「福井は食材に恵まれている。保存食は塩分を取り過ぎる可能性があるので賢く食べてほしい」と語った。腸内環境を整える料理やデザートのレシピも紹介した。

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