ふくいフードキャラバンの新作動画「福井市一乗谷編」が視聴できる福井新聞ホームページ

 「ふくいフードキャラバンの動画、アメリカのテレビ局が使いたいそうです」。大野市のデザイナー長谷川和俊さん(31)からの電話に、耳を疑った。

 ふくいフードキャラバンは、本紙連載「まちづくりのはじめ方」企画班が福井の食の魅力にスポットを当てようと昨年6月に始めたイベントで、その模様をまとめた動画をインターネットで配信している。1日限りのテーブルをしつらえた海辺や山村の空気感、郷土料理を楽しむ参加者や迎え入れる地元の人たちの表情が伝わってくる。長谷川さんは開催地5カ所のうち、4カ所で撮影を担当した。

 第2弾の鯖江市河和田編の動画が、米・カリフォルニアのテレビ局「KCET」の日本人ディレクター起定(おきさだ)景子さん(大阪府出身)の目にとまった。ネット電話で対面した起定さんは「日本が忘れてはいけない伝統文化の一片を視聴者に見てもらえる」と評価してくれた。若者を中心に「豊かさ」を都市から地方に求める傾向が日本で強まっていることを、年明けの番組で伝える予定だという。福井には海外にも響く魅力が眠っている証しだろう。

 これを機に福井新聞ホームページ内に、動画をまとめた新コーナーを設けた(http://www.fukuishimbun.co.jp/creatingcommunity/videos.html)。同時に6月に開催した「福井市一乗谷編」も長谷川さんの最新作として公開スタート。次の開催地のリサーチも真っ最中だ。

 1日は、企画班が参画するまちづくり会社が運営するコワーキングスペース「サンカク」が福井市のガレリア元町商店街にオープンしたばかり。スペースに設けた大型モニターに、BGM代わりのフードキャラバン動画を映し出している。スペースをのぞくついでに楽しんでください。(高島健)

関連記事
あわせて読みたい