東海大四を破って初優勝し、喜ぶ平沼(手前中央)ら敦賀気比ナイン=甲子園

 第87回選抜高校野球大会最終日は1日、兵庫県の阪神甲子園球場で決勝を行った。春夏通じて初の決勝に進んだ北信越代表の敦賀気比(福井)は東海大四(北海道)と対戦。3―1で勝ち、福井県勢初、北陸勢としても春夏通じて初めての優勝を果たした。

 1点を先制された敦賀気比は初回、先頭篠原涼が中前打。中井基継の犠打と平沼翔太死球で2死一、二塁から山本皓大が右前適時打し同点に追いついた。八回は先頭平沼が四球、山本が送り1死二塁から松本哲幣が左翼席へ決勝の2点本塁打を放った。

 エース平沼は8安打を浴び再三のピンチを迎えたが、好守にも支えられ、5試合すべてで完投した。

 敦賀気比は今大会、接戦をものにして勝ち上がった。初戦の奈良大附属は平沼が1安打完封し3―0。2回戦の仙台育英(兵庫)には平沼の好投と林中勇輝の決勝適時打で2―1で制した。静岡との準々決勝は林中が九回に適時打し4―3でサヨナラ勝ちし、昨夏に続き2季連続で準決勝に進出。準決勝は昨夏の準決勝で敗れた大阪桐蔭に11―0と圧倒し、敦賀気比として初、県勢としては1978年の福井商業以来、37年ぶり2度目の決勝に進んだ。

 ▽決勝
 東海大四 100 000 000 1
 敦賀気比 100 000 02× 3

 (東)大沢志意也―小川孝平
 (敦)平沼翔太―嘉門裕介

 ▽本塁打 松本哲幣(敦賀気比)

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