大野市役所前の掲示場に貼られた市長選候補者のポスター=6月10日、福井県大野市

 任期満了に伴う福井県の大野市長選は6月10日、告示された。元市職員の石山志保氏(43)=菖蒲池=と、前市議の高田育昌(やすまさ)氏(57)=泉町=の無所属新人2人が立候補し、8年ぶりの選挙戦に入った。

 現職の岡田高大市長(59)=3期目=が引退を表明し、12年ぶりに新人同士が争う市長選となった。立候補の受け付けは市役所で行われ、両氏の代理人が出席。くじ引きで石山氏、高田氏の届け出順となった。

 石山候補は、同市中保の国道沿いの駐車場で出陣式に臨んだ。人口減少を課題に挙げ、地域経済の活性化や財政の健全化などの重要性を強調。多くの支持者を前に「夢を実現する大野を取り戻す戦いだと思っている。皆さんと一緒に、大野に新しい風を吹かせたい」と声を上げた。

 高田候補は同市元町の六間通り沿いの駐車場で第一声を放った。懸案の小中学校再編問題をはじめ市の財政について現状からの転換を訴えた。「学校は人口減少に大きな影響を与える。財政も厳しい中、再編に伴う新学校建設は建物ありき。現計画を白紙に戻したい」と力を込めた。

 投票は、17日午前7時~午後8時(一部地域は午後6時まで)に市内27カ所で行われる。期日前投票は11~16日、市役所で午前8時半~午後8時、市和泉支所で午前8時半~午後6時。

 9日現在の選挙人名簿登録者数は男性1万3693人、女性1万5140人の計2万8833人。

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