幻想的な光を放ち、夜空を彩った「スカイランタン」=6月9日夜、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

 福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で6月9日夜、紙製の気球「スカイランタン」を浮かべるイベントがあった。唐門前の広場が300個以上のランタンの光に包まれ、幻想的な夜空を見上げる参加者の笑顔が広がった。

 旅行会社クラブツーリズム(東京都)がツアーの一環として福井県、福井市の協力を得て企画し、全国から約650人が参加した。

 ランタンは風船の中にLEDライトを入れ、和紙の袋を上からかぶせたもの。周辺の安全と環境に配慮し、たこ糸とペットボトルのおもりが付けられた。

 午後8時半ごろ、2人で一つのランタンを手にした参加者がたこ揚げの要領で一斉に糸を延ばすと、柔らかな光がふわふわと夜空に浮かび上がり、歓声が湧き起こった。還暦の記念に静岡県から参加したという女性は「これからの人生の幸せを願って浮かべた。こんなにきれいな景色を見ることができて、来たかいがあった」と話していた。

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