日本女子オープンゴルフ選手権の開催が正式決定し、喜びを語る丹尾正己副理事長(中央)ら=福井県あわら市の芦原ゴルフクラブ

 女子ゴルフのトップ選手たちが福井に集結する―。国内4大大会の一つ、第56回日本女子オープン選手権が2023年秋に福井県あわら市の芦原ゴルフクラブで開催されることが6月6日、決まった。福井県内での開催は、1983年に同クラブで行われて以来2度目。同クラブの丹尾正己副理事長は「ようやく希望がかなった。これを機に、県内のゴルフがさらに盛り上がれば」と喜びを語った。

 同選手権はトッププロ、アマが競い、女子ゴルファー日本一を決める伝統の大会。毎年開催コースは変わり、今年の第51回は千葉県の千葉カントリークラブで開かれる。

 83年に開かれた大会は北陸で初めての開催。福井ゆかりの岡本綾子さん、樋口久子さんら名プレーヤーがしのぎを削り、盛況だったという。台湾出身の涂阿玉(とあぎょく)さんが通算1アンダーで優勝し、通算4オーバーの岡本さんは4位タイだった。

 芦原ゴルフクラブは23年春の北陸新幹線敦賀開業に合わせ、2度目の開催で地域活性化の一翼を担おうと、3年前から中部連盟を通じて誘致。日本ゴルフ協会による計4度の視察が行われ、日本海に面した雄大な景観のほか、クラブハウスなどの施設面でも高い評価を受けた。

 6日に日本協会理事会で開催が正式決定された後、同クラブは記者会見を開き、丹尾副理事長は「新幹線が通る年であり、あわら、坂井の活性化のために少しでも役に立ちたい」と抱負を語った。

 同クラブは1961年に県内初の本格的なゴルフ場として開場。今秋の福井国体では成年男子の会場になっており、終了後に3年かけて、コースや施設などを大会用に改修していく。大会は9月28~10月1日の4日間。来場者は延べ約3万人を見込んでいる。

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