右端の専用高架を習熟訓練で走るえち鉄の車両。中央の高架は、えち鉄が仮線運行している北陸新幹線福井駅部、左端の壁の向こうがJR北陸線高架=6月4日、福井県福井市の新福井駅付近

 福井県福井市中心部のえちぜん鉄道専用高架で6月4日、運転士の習熟訓練が始まった。北陸新幹線福井駅部を利用した仮線が専用高架に切り替わる24日に向け、福井―福井口間の新たな停車位置や信号の場所などを念入りにチェックした。

 専用高架のレールは、勝山永平寺線、三国芦原線とも仮線からの切り替え作業が終わるまで本線とつながらない。このため習熟訓練の車両は、福井口駅北側にある車両基地から専用高架にゆっくりと上った。えち鉄が間借りしている北陸新幹線福井駅部や、その西側にあるJR北陸線高架を横目に慎重に走行した。

 高架切り替えに伴い通称松本通りの福井口踏切がなくなる。えち鉄の担当者は「高架化で安全性が高まるが、習熟訓練で一層の安全運転を追求していく」と話していた。

 えち鉄の高架は勝山永平寺線約2・3キロと三国芦原線約0・7キロの計約3キロ。県が福井駅付近連続立体交差事業の一環として整備してきた。

 高架切り替え作業は23日深夜から行われ、24日始発から専用高架での運行となる。

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