へしこの風味を楽しむことができる「へしこソフト」=6月1日、福井県美浜町久々子の五湖の駅

 くせになるうま味、ひんやりと召し上がれ-。福井県美浜町の伝統食へしこを生かした「へしこソフト」が誕生した。へしこを漬けたぬかを再利用し、豆乳ソフトクリームにトッピング。同町久々子のドライブイン「五湖の駅」で、6月2日から販売を始めている。考案者は「道の駅を訪れる県内外の人に、へしこを知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。

 考案したのは、同町の野原広子さん(56)と敦賀市の川島美香子さん(52)。「初めて見た人は、へしこの食べ方に戸惑うかもしれない」と、2人はへしこの焼き身やオイル漬けなど加工品3種を考案、今春商品化した。

 その加工品の一つ、へしこを漬けたぬかをからいりしたふりかけに目を付け、同駅で人気の豆乳ソフトクリームにトッピングすることを思いついた。また、ふりかけを生地に練り込んだサブレ「へしこサバレ」も添えた。

 ソフトクリームの甘みにへしこの塩味や風味がアクセントとなり、相性は抜群。味に深みを与えている。

 野原さんは「本来は捨ててしまうぬかには、へしこのうま味がしみこんでいる。これを機にへしこに興味を持ってもらい、へしこファンを増やしたい」と話している。ソフトは税込み450円。「へしこサバレ」は1個108円で、7個入りは972円。

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