柔道女子団体決勝で一本を取った敦賀の北出はるの=6月1日、福井県立武道館

 福井県高校春季総合体育大会は6月1日、県内各地で17競技が行われ、柔道女子団体は敦賀が初優勝を果たし、男子は福井工大福井が24連覇した。

 女子敦賀は、前年まで14連覇中の福井工大福井、強豪北陸を破っての初の頂点。派手なガッツポーズはなかったが、喜びをかみしめるように選手たちの表情には、じわじわと笑みが広がっていった。

 福井工大福井との準決勝、北陸との決勝でともにチームに流れを呼び込んだのは先鋒北出はるの。強気な姿勢が持ち味で、決勝でも「絶対一本取る」と気合が入っていた。決勝序盤は北陸のペース。しっかり耐えてチャンスを待った。そして寝技に持ち込み、一本勝ちした。

 中堅山崎椎奈が技ありを奪われ、勝敗を託されたのは大将の1年坂口千桜。「先輩と一緒にインターハイに行きたい」と粘った。激しい攻防の末に引き分け、チームは1―1で内容勝ちした。

 主将山崎は「先鋒が一本取ってくれたおかげで安心して試合に挑めた」と勝因を語る。西村久毅監督も「どこよりも練習してきたし、『笑って終わろう』を合言葉に頑張ってきた」と喜びに浸る。北信越大会、インターハイでも「一本を奪いにいく」と同監督。目標に向かって強気に挑む。

関連記事
あわせて読みたい