~「ふくい四季のしあわせ綴り」とは~
福井の地で脈々と続いてきた四季折々の伝統行事、風習、食文化。何気ない日々の暮らしの中に受け継がれているコトやモノにこそ、わたしたちが「しあわせ」を感じられる理由があるのではないでしょうか。そんな「しあわせの歳事」の数々を、福井県がこのほど「ふくい四季のしあわせ綴り」としてまとめました。それらを深く知り体感すれば、この福井がもっと好きになり、さらにはそれぞれのしあわせの再発見につながることでしょう。

 

「ふくい四季のしあわせ綴り」の中から、今回はこの6月に見られる主な「伝統行事」をいくつかご紹介します。ぜひ足を運んで体感してみてはいかがですか? 

 

(1)江戸から続く総社の祭り「池田大祭」/6月9日~11日/池田町稲荷

池田大祭

町内48ヶ村の総社であり、五穀豊穣の神とされる池田町稲荷の須波阿須疑(すわあずき)神社。年に1回開かれている例大祭では、農繁期明けのひとときを楽しみ、豊穣を願います。江戸時代以前から続く歴史ある行事で、神輿(みこし)の巡行も見ものです。威勢のいい掛け声とともに、町民による大人みこしと子どもみこしが町内を練り歩きます。

 

【日時】 6月9日~11日

【場所】 須波阿湏疑神社(池田町稲荷13-1)

【問い合わせ】 いけだ農村観光協会 電話0778-44-8060

【詳細URL】 http://www.e-ikeda.jp/event/p004162.html

 

(2)知られざる福井と明智光秀(あけちみつひで)のゆかりが息づく「明智神社祭礼」/6月13日/福井市東大味町

明智神社例祭

かつて明智光秀が織田信長(おだのぶなが)に仕える前に住んでいた、福井市東大味町にある明智神社。光秀は東大味を離れて信長に仕えた後も、東大味町一帯を戦火から救ったとされていて、恩義を感じた住民によって木像が祭られ、約400年間守られてきました。毎年6月13日の命日に「明智神社祭礼」として供養が行われています。

また、女性向けインターネット情報サイトの中で、東京の気功師が同神社境内に強力な「モテ気」が流れていると紹介したことにより、恋愛に敏感な女性たちが反応。県外からも恋人たちが訪れる、恋愛成就のパワースポットとしても有名になりました。

 

【日時】 6月13日

【場所】 明智神社(福井市東大味町)

【問い合わせ】 福井市おもてなし観光推進課 電話0776-20-5346

【詳細URL】 https://www.fuku-e.com/010_spot/index.php?id=35

 

(3)荒行に挑んで無病息災を祈願する「瀧谷寺(たきだんじ)観音まつり柴灯大護摩供(さいとうだいごまく)火渡り 火の太鼓」/6月第3日曜/坂井市三国町滝谷

瀧谷寺観音まつり柴灯大護摩供火渡り

山伏の荒行として500年以上の伝統がある「火渡り」。護摩木をたいた火の上を山伏(やまぶし)が素足で渡り、一般信者がそれに続いて、無病息災(むびょうそくさい)などを祈願します。毎年、護摩供養の前には三国町有形文化財「火の太鼓」が奉納されます。火の太鼓は三国町に伝わる大太鼓芸能で、三国町汐見地区の金毘羅神社に航海安全を祈願した神事に打ち鳴らしたものが起源だと伝えられています。

 

【日時】 6月第3日曜

【場所】 瀧谷寺(坂井市三国町滝谷1-7-15)

【問い合わせ】 あわら市観光協会 電話0776-78-6767

【詳細URL】 http://awara.info/cat-sightseeing/

 

(4)輪くぐりで半年間の罪穢を祓う「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」/6月30日/福井市足羽上町

夏越の大祓

正月からの6月までの半年間、日常生活の中で知らずに身についた罪穢を祓うことで、梅雨の時季に多い流行病などにかからず、暑い夏を健康で暮らせるようにと願い行われる行事。「アシ」で作られた「茅(ち)の輪」をくぐることから、「わくぐり祭」と呼ばれ、古くから伝わり江戸時代頃から庶民に広まったそう。茅の輪は滝と池を表しており、池に入って滝に打たれる“禊(みそぎ)”を再現しているといわれています。また、次の半年後、12月にも「年越しの大祓」が行われます。

 

【日時】 6月30日

【場所】 足羽神社(福井市足羽上町108)

【問い合わせ】 足羽神社社務所 電話0776-36-0287

【詳細URL】 http://www.asuwajinja.jp/nagosi.htm

 

(5)みこしと曳山の勇壮なる饗演が見もの「高浜七年祭(式年大祭)」/6月下旬(巳(へび)と亥(いのしし)の年) /高浜町宮崎

高浜七年祭

十二支の子年から巳年を陽、午年から亥年を陰として、その陰陽の極まった年、すなわち巳の年と亥の年を「まつり年」として数えで7年おきに行われる、若狭地方最大級といわれる夏祭りです。440年以上の歴史があり、疫病(えきびょう)などの原因と考えられていた御霊(みたま)(無実の罪でなくなった人々の怨霊)や外国から来た疫神(えきじん)を神事芸能で慰撫(いぶ)してお帰りいただくためのものとされています。

「お田植え神事」「太刀振り」「神楽(かぐら)」など多彩な伝統芸能が奉納され、若者による「大太鼓」や「囃子」が鳴り響きます。祭中に担ぎ出される三基のみこしは勇ましく、七基ある曳山(ひきやま)が集合した光景は圧巻。最終日はクライマックスの「足洗いの儀」が執り行われ、白熱の7日間のフィナーレを飾ります。

 

【日時】 6月下旬(巳と亥の年※干支のへび年といのしし年)

【場所】 佐伎治(さきち)神社(高浜町宮崎59-3)

【問い合わせ】 高浜町文化遺産保存活用協議会 電話0770-72-7705

【詳細URL】 http://www.town.takahama.fukui.jp/7nenmatsuri/about/

 

いかがでしたか? ぜひ足を運んで伝統行事の雰囲気を感じてみてください。
これらの伝統行事の詳細は、福井県のHP「ふくい四季のしあわせ綴り」で見ることができますよ。

 

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