ガソリンスタンド強盗の被害金の一部が発見された国道8号の橋の下付近=5月16日、福井県福井市内

 福井県福井市内のガソリンスタンドで女性従業員が脅され、現金約360万円を奪われた強盗事件で、逮捕された男が福井市内の国道8号の橋の下に隠したとみられる被害金の一部約100万円を県警が発見、押収していたことが関係者への取材で分かった。重要な証拠として強盗容疑を裏付けたとみられる。

 福井地検は5月30日、強盗の罪で福井市、設備業細田浩朗容疑者(34)を起訴した。

 関係者によると、橋の下からは犯行現場から現金を持ち去る際に使ったとみられる袋が見つかり、中に現金約100万円が入っていた。

 県警によると、5月4日早朝の事件発生前後、防犯カメラなどの映像に不審な動きをする白いRV車が映っており、細田被告が捜査線上に浮上。県警は9日早朝、福井市内のホテルから出てきたところを逮捕した。逮捕当時、同被告は「今は何も話したくありません」と認否を留保していた。福井地検は現在の認否を明らかにしていない。

 起訴内容は4日午前6時ごろ、同市大宮2丁目のガソリンスタンド「カナショク幾久店」2階事務所で、50代の女性従業員に包丁を見せながら「金出せ」「金庫、金庫」など言って脅迫し、金庫内に保管してあった現金約360万円を奪ったとされる。県警は事件発生時、被害額を約340万円と発表していた。

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