北陸線の福井県内区間で9月15日に導入されるイコカをPRするJR西日本の児島邦昌金沢支社長(中)=5月30日、福井県福井市のザ・グランユアーズフクイ

 JR西日本金沢支社は5月30日、北陸線福井県内区間に交通系ICカードの「ICOCA(イコカ)」を9月15日に導入すると発表した。牛ノ谷駅(あわら市)から新疋田駅(敦賀市)までの19駅でICカードで運賃支払いができるようになる。福井、敦賀両駅には通常の切符を通せる自動改札機を設け、ICカード導入に先行して9月8日に運用を始める。

 残る17駅のICカード専用自動改札機は9月15日から稼働する。イコカのカードは芦原温泉、福井、鯖江、武生、敦賀の5駅で販売。入金(チャージ)は、この5駅を含む有人12駅でできる。導入整備費は約8億円。

 JR西管内の2府16県で自動改札機やICカードが導入されるのは福井県が最後。乗り継ぎに一部制約があるものの、北陸圏と近畿圏をイコカで行き来できる。互換性のある他エリアのICカードも北陸線の県内区間で使える。

 30日に福井市内で会見したJR西執行役員の児島邦昌金沢支社長は「(9月29日の福井国体開幕までの導入をJR西に求めていた)県との約束を守れた」と胸をなで下ろした。その上で「ICカードは首都圏などで普及しており、カードを持った人が多く福井に訪れることになる。利便性よく旅を楽しんでもらえると思う」と話した。

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