【10年前のきょう・2008年5月30日】「源氏物語と王朝のみやび」と題した県立美術館の館蔵品展が三十日、同美術館で始まった。屏風や掛け軸に描かれた王朝絵巻を通して、千年の時を超えてなお読み継がれる源氏物語の魅力に触れることができる。六月二十七日まで。

 源氏物語千年紀にちなみ四点を展示した。「宇治十帖」の前半部分が描かれた「源氏物語図屏風」は県指定文化財で、江戸時代初期の狩野派の絵師作とされる。小舟に乗り、熱愛する中の君を訪ねる匂宮を描いた「総角」など六場面が表現されている。

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