えちぜん鉄道の新しい福井駅舎。東側2階は全面ガラス張りになっている

えちぜん鉄道の新しい新福井駅舎

えちぜん鉄道の新しい福井口駅舎

 えちぜん鉄道勝山永平寺線と三国芦原線(福井県)の福井市中心部のレールが6月24日に専用高架に切り替わるのを前に、高架橋の上に乗降ホームを持つ新たな三つの駅舎がほぼ完成した。このうち福井駅舎は、長さ100メートルを超える東側2階の全面ガラス張りと、赤茶のさび色で統一した塗装がモダンで和風な雰囲気を醸し出し、早くも独特の存在感を放っている。

 福井駅舎は、JR高知駅など全国の有名な駅舎デザインを手掛けている東大名誉教授の内藤廣氏が監修した。東側2階の全面ガラス張りは縦幅が約12メートル、長さは約110メートルに及び、開放感を演出している。県産材を使ったホーム天井と内壁がガラス越しに見え、外壁に塗られた赤茶のさび色と絶妙に調和しているのが地上からも分かる。上下線の線路に挟まれた島式ホームに通じるエレベーターとエスカレーターも設けられた。現在は、1階に入るカフェや京福バスチケットセンターなどの内装工事が行われている。

 新福井駅舎は上下線のホームが線路を挟んで向かい合う相対式のため、階段が別々に整備され、エレベーターも1基ずつ設けられた。ホームには風よけや転落防止の外壁、屋根が取り付けられた。

 福井口駅舎は長さ約54メートルの箱形の上屋で覆われ、雨雪の日には傘を差さずに勝山永平寺線と三国芦原線を乗り換えできるようになる。エレベーターは、島式ホームに通じる1基が設けられた。

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