クラウドファンディングの経験談を披露する加藤洋さん(左)と中川奈保さん(中央)。右はコーディネーターのレディーフォー・富澤由佳マネージャー=5月22日、福井県福井市のハピリンのWiL

 ■後半に再び支援が増え、目標を達成した

 中川:福井などで「ミッション」を体験するワークショップを開催した。加藤さんは全身黄色いタイツの「こよみッションマン」になって盛り上げ、支援の輪を広げた。さらにタイミング良くプロジェクトを紹介する新聞記事が掲載されたのは大きかった。

 ■どういう人たちが共感してくれたか

 中川:私は周りに子育て世代の知人がいなかったが、フェイスブックで「ミッション」の中身を募ったら、アイデアが集まってきた。皆さんの心の中にある「幼い頃にやろうと思ってできなかったこと」を収録することができた。

 加藤:支援を募る手段はインターネット寄りになるが、その中で新聞記事を見た高齢の女性から「商品を孫にあげたいから」という支援要請があったのは、本当にうれしかった。

 ■募集期間を2カ月とした理由は

 中川:3月に募集を始め、8月には商品を届けたいという製作スケジュールの逆算。1カ月では無理だと考えた。

 加藤:長すぎると、結果が出るまでの停滞期間がつらい。しかし30日だと打てる手は限られている。

 ■これから挑戦する人に一言

 中川:停滞の時期は達成できるかどうかで胃が痛かった。思いを伝えることは難しいが「どれほど自分をさらけだせるか」がポイントになる。

 加藤:社会の流れが「副業」を認める方向性にあるが、CFはこの流れと合っていると思う。本業とは違うところで、やりたいことを実現できる時代だ。挑戦するツールとしてCFは本当に面白い。年齢に関係なくチャレンジができる。CFで夢が叶えられる。

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