東京から福井に移り住んだ千葉さん親子

「東京の男なんてどうせ浮気して戻って来ないだろ」。約10年前にそう言われました。

あっ、自己紹介を忘れました。はじめまして!東京生まれ東京育ち、昨年、福井県民になったゆるパブメンバーの千葉です。実は、福井新聞オンラインに登場するのは10年ぶり。というのも僕は、福井県のプロ野球球団・福井ミラクルエレファンツの第1期生なのです。エレファンツに入団することで初めて福井県を知りました。そして、野球とともに福井で生活するにつれて「福井県の幸せとはなんぞや」というものを少しずつ知るようになります。東京で育った僕にとって、最初、福井県はとても素敵な場所でしたが、そこからいろんなことを知ることに・・・。そして、捉え方や視点を変えることで幸福度が変わることにも気づいたのです。

■結婚と東京の男

僕が妻と結婚したのは、ミラクルエレファンツを引退した次の年2009年。引退して東京に戻ると決め「東京に戻るけど、これからどうする?」という僕の問いに「同棲したい」という答えが返ってきたので、彼女(現在の妻)と一緒に、彼女の実家のご両親にその旨を伝えに行きました。そこで言われた両親の言葉は「結婚してくれないと困る」「結婚するには仕事を決めてからにしてくれ」そして「東京の男なんてどうせ浮気して戻ってこないだろう」って言われたのです。

まずそこで気づきました。「あっ、東京の男ってそうやって見られているんだ」と。“そうみられている”というのは、まずは東京の人=遊び人というイメージ。そして、東京の華やかなイメージが大工であるお義父さんの中にある「汗水垂らして働く」というイメージとかけ離れていたのかもしれません。

もちろん全員が全員そうではないと思いますが、当時、僕の目の前には“大ボス”がいて、これを倒さなければ結婚の道がなかったですし、“東京の男”のイメージを変えるためには、僕が変わらなきゃいけない、行動を示さなければいけないって思ったのです。

その時は「3ヶ月で仕事を決めて迎えにきます」そう約束してその場を切り抜けました。約束の3ヶ月後、仕事を決めた僕は彼女を迎えに福井に来ると、僕に対するお義父さんの見方がまったく変わっていて「約束を守った男」として、温かく迎え入れてくれました。大ボスを倒した瞬間でした(笑)

関連記事